正男ちゃんの本箱

正男ちゃんと呼んでくれるのも今はもう父方の甥と姪のふたりだけ、で命名してみた。

2019-01-01から1年間の記事一覧

本と遊ぶ

私にとって本は一番古い「おもちゃ」かも知れない。もの心ついて八十年余り、幾多の遊び道具が現れては消えた。その中で本はいつも私のそばにいてくれた。その中身は年相応に変わっても。字が読めるようになった小学生の頃、敗色の濃い戦争を日本は米英とし続…

タングラムと遊ぶ

今、タングラムと遊んでいる。この名を知ったのは「遊ぶ博物誌」朝日文庫だった。随分昔のことである。 タングラム(知恵の板)の発祥の地は中国だと言われている。正方形を7個の小片(直角三角形(大2個・中1個・小2個)と正方形1個と平行四辺形1個)…

ぐい飲み

20数年ほど前の一時期ぐい飲みの収集をしたことがある。旅の記念によく買つたりした。猪口より大振りで姿・形の格好のいいものが多い。地元の有名無名の陶芸家が好んで作陶するからだろう。飲んべいにはやや多めに酒が入るし、誰が付けた名かぐい飲みとは…

耕作放棄地

その3 園芸用の4Lの畜圧式噴霧器を知人から頂いた。大がかりな農作業にはズブの素人、庭木のアブラムシ退治に希釈した殺虫剤を散布したことがあるくらいである。取扱説明書によれば農薬や散布前後の天気予報や服装や周辺の農作物の状況を慎重に扱わないな…

平成最後の春

新しい年号が「令和」と決まつた。外来語でないラ行で始まる日本語は少ない。玲瓏な音感と万葉集を出典としたところがいい。平成31年の4月も旬日のうちに終わる。寒暖目まぐるしく変動した春であつたが、年寄りなりに二三の地を歩き写真を撮つた。 霧の唐…

クラシックカメラと遊ぶ(作品展)

2020年春 2019年秋(17) 2019年春(14) 2018年秋(19) 2018年春(46) 2017年秋(17) 2017年春(10) 2016年秋(8) 2016年春(27) 2015年秋(48) 2015年春(24) 2014年秋(18…

明治の絵手紙と椀

元旦の雑煮を家中揃つて頂く時の漆器蓋付椀、それは差渡し11センチほどの今の感覚から言えば小振りで明治の頃のものらしい。椀の表側は糸底まで黒色、内側は朱色、縁は金色に塗られている。蓋に2羽の鶴と2本の松が金色で描かれ、素材は何の木か分からな…

自転車

1~2 二女の長男(6歳) 日光中禅寺湖畔 落葉の降るホテルの駐車場を独走。この幼児用自転車、父親の自動車のトランクに前日忍ばせたものだ。自転車を自在に操つれるようになった得意な顔。、 3 長女とその長男 秋山川右岸のサイクリングコースにて 4 1…

餅つきと臼

真新しい臼と子供用の小さな杵で懸命につくが、まだ一人では振り上げられない。 風格が出てきた臼と一人で付けるようになつた小学生。こね取りはママの役。 10年ほど前に次女の家で長男が餅をつくというので新しい臼を買つてプレゼントした。 臼は正月用の…

平成31年の初日の出

東に開いた二階の窓から万葉集東歌にも詠われた山が見える。この山が見えない時は天気が悪くなるとは父から昔聞いた話だが一応信じている。その山を上がった2019年の初日の出。